


三鷹から吉祥寺まで電車でひと駅分の散歩をしてみました。最近、この地域は「文化的」事業に力を入れているようで小さいながら市立美術館や記念館、市民大学等と駅前再開発を組み合わせる取り組みを頑張っています。
この日は、三鷹で電車を降りて、まず駅前のショッピングビルに入っている美術館へ。普段、知らない画家の作品を見る機会は少ないですが、三鷹市美術ギャラリーは東京都が発行している「ぐるっとパス」に組み込まれているので鑑賞してみました。今回は三鷹に縁のある日本人画家高島野十郎氏の展示でした。こういう機会でもないと意図してナマで鑑賞しようと思わなかっただろう作家ですが、やはり直に作品を観ると良いものです。若い頃から晩年までの作品が一同に会していたので、作風の変化が手に取るようにうかがえたし、絵の具の使い方の変化も興味深かったです。構図や作風は写真でもなんとなくわかりますが、質感はナマで観ないと。絵でも壺でも写真でも「モノ」の質感が面白いと思います。
ギャラリーを出て玉川上水沿いの風の散歩道を進みます。ジブリ美術館への道案内も通り沿いに出ています。井の頭公園の近くまでやってくると、山本有三記念館があります。大正時代の洋館が三鷹市の文化財として残され無料開放されています。それほど大きな建物ではありませんが、とってもステキで子供の頃に住んでいた家を思い出しました。ああ、やっぱりもう一度昔の家に住みたいなあ。30年以上前に潰して建て直しちゃったけど。。。もう一度住みたい。。。記念館ではフィルム2本分も撮ったのですが、市の財産ということで写真は許可なく公開してはいけないとのこと。残念ながらブログには載せられません。色付きガラスの窓や天井の漆喰の模様、梁の細工や床など、うっとりしてしまいます。タダで観れますから、是非ナマ鑑賞してくださいませ。








そのまま井の頭自然文化園(井の頭公園の動物園)へ。天気がすっきりせず陽が出たり陰ったり。平日の動物園はガランとしていて結構好きです。蒸し暑いから動物たちは元気がなくって、みなさんダラ~~~っとしてらっしゃいました。茹だってた。ちょっとかわいそ。
またまたいつものように遊具を撮っていたら、子供が寄ってきました。ここで、思うことあり。今の子供たちって撮られることに慣れすぎてる。普段、親がたくさんたくさんビデオや写真を撮ってるんでしょうねぇ。カメラに向かって「いい顔」してくれるんです。逆光になって表情がよく見えませんが、「如何にも」の笑顔です。うううっ。
この子達が写されることに喜びや快感を感じて笑顔を振りまいてくれているのなら良いのですが、「お写真で笑顔をすると褒められる」という条件反射で笑っているのだとしたら、怖いなと。本来、顔には感情が現われるのですから心と身体が遊離していくのではないかと不安になってしまいます。考えすぎかなあ。。。「仕事で笑顔」の経験からしても、「毎日笑わねばならない」ということはある意味ストレスを感じる行動でもあります。本当に笑うには「常に何かを発見し、笑いかける相手とコミュニケーションをとりたい」という気持ちを持たねば笑えるものではありません。反射的にカメラに笑いかけられるということは、3歳ぐらいで既に笑顔という「仮面」を持っているということかもしれない。子供の心が顔に表れなくなるのは怖いし、寂しいとも思ってしまいました。
フィルムはすべてポラロイド(Agfa)HDプラス400
「ぐるっとパス」は一冊2000円で2ヶ月間有効。この日の散歩だけでもギャラリー600円と動物園400円の1000円分を消化。すでに船の科学館(1000円)写真美術館(700円)他、2100円分の入場券として利用している他、他の美術展の割引クーポンとして利用しているので、完全に元が取れてますw つくちゃんのケチケチ情報でした。
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