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大のお気に入り リコー エルニカ35

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先日の「ボツな写真」のカメラが、壊れていたので交換してもらったのが、このカメラです。「ボツな…」のカメラはkonicaだったんですが、きっとkonicaとは縁がないんだわと勝手に決めつけ、オートハーフの画像が気に入っていたのでリコーのカメラに替えてもらいました。これは、1972年に発売されたカメラだそうです。

見たところ何の変哲も無い普通のカメラですが、撮るとスゴイんです。コッテリ!クッキリ!惚れ込んでます。すっかり、リコーカメラのファンになっちゃって。何で、リコーはフィルムカメラ、やめたんでしょうねぇ。もったいないなあ。。。(外注して作ってたからかなぁ…。)

レンズの描写には好みがあると思うので、すっきりした画像が好きな人には向かないかもしれないけど、私はこういう大胆な感じ、結構好きです。

電池が水銀電池なので、現在入っているのが無くなったらと思うと、ちょっとドキドキですが、とりあえず、電池切れまでがんばってもらって、電池が切れたらアダプターを使いつつフィルム感度で調節して使い続けたいと思ってます。

フィルムはAGFA Vista400、撮影場所は、東京駅周辺と秋葉原、新宿西口とご近所です。どんなお天気でも、色が出てる~!

(カメラ本体の写真は、リコーのサイトから引用させていただきました。)

モードの帝国 山田登世子著

久し振りに、ちくま学芸文庫の新刊を読みました。

この文庫、研究書の翻訳ものとかが手頃に手に入るのでお気に入りのシリーズです。でも、この『モードの帝国』は、それほど研究書くさくない本でした。エッセイ集にかぎりなく近い感じ。著者の方が、フランス文学系の方だからか、文章の進め方がバルトの翻訳本を読んでいるような感じでした。けっこう、硬めの文体が好きな私としては、ちょっと物足りない感もあったけど、読みやすいので一気に読み終わってしまいました。

モードに関する本は、同じシリーズから出ている『モードの迷宮』も既読ですが、私にはそちらの方が面白かったかな。。。

今は、シャネル論に興味を持ってらっしゃるそうなので、いずれまとまったシャネル論の本を出されるでしょう。シャネルは、デザイナーとしても興味深いけど、ダンスとの関わりという面でも、とても興味深い女性なので、そちらの本が出るのを待つことにします。

学芸文庫の中では、読みやすい本なので、このシリーズにハマるきっかけになる本かもしれません。ちゃんと、出典や文献リストも付いているので、やっぱりキチンとしてる。何冊かチェックしてみたい本がリストアップされていました。

本って、そこに書かれた内容そのものは、今自分が必要としている情報ではなかったとしても、そこで触れられていた人物や書籍、事項から自分の必要な情報にたどり着くきっかけになることが多々あります。だから、文献リストはとっても重要。

日本では、20~30年前ぐらいまで学術書でも、素晴らしい内容なのに出典がはっきりせず、自分の研究に活かすためにそこに書かれた著者の本を片っ端から読まなきゃならなかったりしました。でも最近の本は、あとに続く研究者のために親切でありがたいです。

プリースト判事 Judge Priest (1934)

81分 字幕 モノクロ

監督:John Ford

音楽:Cyril J. Mockridge, Dudley Nichols, Lamar Trotti

出演:Will Rogers, Hattie Mcdaniels

製作:Fox

発売:ダイソー

昨日、300円のDVDのタイトルで書いた映画の簡単なデータです。

この映画、現在本国のアメリカではビデオもDVDも発売されていないようです。おそらく、本作品での黒人の描き方に問題があるとの判断から発売されていないのでしょう。

ただ、イギリスなどヨーロッパでは発売されているようですし、日本でもクラッシック映画のビデオのIVCから発売されていたようです。

映像の質として問題となるのは、原版からのデジタル化ではないので画質が悪いことですが、内容がカットされているなどの不都合は無いようです。一箇所だけ冒頭に日本語で映画のタイトルが挿入されているため、Fox Presents Will Rogers in...というような画面がありません。これは、版権が切れているからわざとカットしているのかもしれませんね。

さて、内容ですが、19世紀後半のアメリカ南部を描いた作品です。けっして、ミュージカルではありません。しかし、「風と共に去りぬ」にも出演しているHattie McDaniel(普通はこう表記するらしい)が出ていて、その歌声を披露しています。ウィル・ロジャースも一緒に歌ったりしていて、珍しい作品だと思います。

Hattieは、この作品でも家政婦の役で出演しており、もう1人の黒人男性も映画の冒頭で鶏泥棒として告訴されているのを、判事であるウィルが使用人として自宅へ連れて帰るところから話が始まります。この男性、話し方や身のこなしなど、賢いとは言い難いように描かれています。判事の服を勝手に着てしまったりするシーンなどもあり、巨匠ジョン・フォード監督作品なのにも関わらず、現在アメリカでこの作品のビデオが発売されていない理由がわかる気がします。

映画の表現に問題は残るものの、ウィル・ロジャースの演技やハティ・マクダニエルの歌声の素晴らしさは、今も健在です。決して、その輝きを失っていません。また、問題のある表現も、過去にはこのように人種を差別することに対して抵抗が無かったのだと、知ることも反面教師として必要なことだと思います。不当な扱いを受けながらも、その中で輝き続けているハティの声は美しい。しかも、それが手頃に観れる今の時代に生きていることに感謝です。

画質にこだわる方にはお薦めしませんが、映画が好きな人、歌が好きな人には観て損のない300円DVD。

ダイソーの300円DVD

100円ショップのダイソーですが、昨年あたりから300円(税別)のDVDを発売しています。

大抵の作品が、古い白黒映画のプリントをデジタル化してDVDに焼いたもののようです。

メジャーな映画制作会社の作品は、リマスターされてDVD化されてリリースされた後、版権が切れたものは映画の権利が放出され、やはりプリントから起こした廉価版が書店ルートなどで販売されていたり、クラシック映画を専門に買い付けている会社からビデオやDVDが発売されています。

ダイソーの映画は、どうやらそれほどメジャーな会社の作品ではないが、監督が有名で版権が切れているものがメインなのではないかと思います。

たしかに、古びたプリントからのDVD化なので、画面の傷などは多いけれど、今までレンタルビデオでも見れなかった作品が売られていたりして、クラシックな白黒映画が好きな人には、ちょっと興味深いものがあります。

300円で買えるなら、レンタルビデオより安いし、もしも自分の好きな監督の古い作品や日本では有名でなくてもアメリカで一世を風靡したような俳優やコメディアンが出ている作品なら、マニアには買い!だと思いますよ。だって、他の会社から二度と発売されないような映画なんだもの。

今日、観たのは「プリースト判事」というタイトルで、ウィル・ロジャースが判事役で主演している映画です。南北戦争を背景に1890年代の南部の人々の気持ちを描いたドラマでした。黒人の描き方など、現代の視点で見ると、かなりステレオタイプな表現がなされており、ポリティカリー・インコレクトという感じですが、ストーリーの合間合間にアカペラで歌われる古い歌(フォスター他)は、結構イケテマス。

ちなみに、ウィル・ロジャースは15年ほど前にブロードウェイでミュージカル化された「ウィル・ロジャース・フォーリーズ」のウィルのこと。彼が出ている映画はそれほど日本には入ってきていませんので、貴重な作品かもしれません。

他には、身体論やダンスの論文によく登場するフェアバンクスのサイレント映画なども発売されていますし、一度観て、廃棄するにしてもお手頃な映画だと思います。

画質にこだわる方は、手を出さないようにね!

もうなくなっちゃったフィルム

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アグフアのウルトラ100は、もうほとんど手に入らなくなりましたが、こちらKodakのHD400もほとんどのお店から消えました。もう終了だそうです。

私のミノルタのレンズだと、アグフアのウルトラよりも、コダックのHDの方が、派手な色が出たようです。ペンキと言うかオモチャみたいな色が出ました。

ボツな写真

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中古カメラ屋さんで、コニカ・ヘキサノンのカメラを見つけ、お持ち帰りしました。今年の成人式の日、さっそく原宿で写真を撮ってみたのですが、なんと、このカメラ、無限遠が出なかった。撮りながら、おそらくピントは完璧に外れているだろうなと思いつつ、とりあえず、フィルム一本撮り終えました。

さっそく、同時プリントしてみると。。。やっぱり、ボケボケのボツ写真。しかも、露出計も水銀電池の代替電池だと感度が狂うらしく、超オーバー。

でも、とりあえず、スキャンしてみると。。。なんだか、ポラロイドSX-70の写真みたいで面白い。よって、アップしちゃいます。

ちなみに、このカメラは、もうありません。すぐにお店に持って行ったら、他のカメラと交換してくれました。(おじさん、ありがとう。)交換してもらったカメラが、ワタシ好みで「最高!」なんです。そちらは、後ほどね。

御嶽渓谷 締めくくりはやっぱり。。。 リコーR1

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やっぱり、この辺りでは有名なお酒を飲んでみました。

御嶽の駅から川沿いに歩いてくると、一つ青梅よりの駅のある、「さわい」というところへでます。ここに、澤乃井さんという酒屋さんがあるのでした。私は知らなかったけど、主人は知ってて、有名だとか。作りたての生のお酒をボトルに詰めて売ってくれます。その場でベンチに座って飲むことが出来ます。このあたりはお水が良いから、酒屋さんがあるわけですが、売店の横に蛇口があって、水を詰めて持って帰ることも出来るんですって!このお水でコーヒーを入れたら、美味しいだろうな!と思いながら、ボトルが無いので、諦めました。。。次に行く時は、ビンを持っていこう!!!

リコーのカメラは、広角でパノラマにもなるようです。四隅が暗くトンネルになると聞いていますが、私のカメラはそんなにトンネル効果は出ないみたい。こってりとした色に写ります。難点は、操作している時に電池蓋が開いてしまうことが多いのと、あまりに簡単に撮れる事。最近、手間のかかる古いカメラばかり使っているので、ちょっと物足りなかったりして。。。贅沢な悩みかな。

オートボーイでリバーサル 続続御嶽渓谷

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一度、リバーサルを使ってみたかったんだけど、普通のカメラだと、勘で露出を決めているから、失敗するなあと思い、まず最初は、全自動のオートボーイ・テレ6に、コダックのハイカラーを詰めてみました。

これは、大正解だと1人喜んでいるのですが、いかがなもんでしょうか。露出のことなど一切気にせずに、山を歩きながら目に付いたものを、パチパチと撮影してみました。常時ハーフに設定しているので、70枚以上撮ることが出来るので、フィルムがなくなるのを気にせずに、バンバン撮れるし、くっきりはっきりした色が出てくれたのは感激でした。

こんなにたくさんあると、プリントすると高くつくので、しばらくポジのまま保存してましたが、スキャナを手に入れたので、簡単にアップすることが出来るようになりました。

リバーサルにはまりそうな、今日この頃ですw

AGFAウルトラを使ってみた 続御嶽渓谷 ミノルタ

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ずっと使ってみたいと思っていたけど、ちっとも手に入らなかったフィルム、アグファのウルトラ100をヤフオクで入手したので、御嶽渓谷の紅葉を撮るのに使ってみました。

紅葉は中間色が多いからか、よく言われるような、濃厚ではっきりした色はあんまり出ませんでしたが、こうやってスキャンしてみると、純正プリントで見たときよりも色が鮮やかな感じです。

渓谷では釣りをしている人、バーベキューしている人、スケッチしている人も居たけれど、一番印象的だったのは、カヌーしていた人でした。何人もの人が、川の流れを下ったり上ったりして、練習してました。都心からこんなに近いところで、こういう遊びも出来るんだと感動!何枚も写真を撮ってしまいましたw

時期ハズレですが、ミノルタ一眼

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年も明けたのに、今さらですが。。。2005年11月中旬に出かけた御嶽渓谷の写真をアップしてみたいと思います。フィルムをスキャンできるようになったので、やっとハーフのポジ写真などがアップできるようになったので、気に入ったものをチョコチョコあげて行こうと思います。

ズームレンズ付きのミノルタの一眼レフにAGFAのVistaを詰めて、PLフィルターを使用して紅葉を撮ってみたものです。レンズがイマイチなのか、ピントがシャープでないのが気に入らないのですが、色味は結構面白いものが出せたような気がします。

ネイチャー系?!の写真ですが、どんなもんだろ。雰囲気出せてるかな。まずは、ノーマルな写真から行ってみたいと思います。

昨日の続き オートハーフ

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銀座での試写をアップしたので、同じフィルムから残りの数枚をアップします。

銀座で、街を撮った後、家の近くの郵便ポストや夕暮れ時などを、絞りを一段階ずつ変化させたり、ASAを変えたりして、どれぐらい露出計がイカレテいるのかチェックしました。

それでも、まだフィルムは余ります。だって75枚は撮れますからねえ。すご~い。半端に余った部分で、いつもの公園や夕焼けなんかを撮ってみました。

露出Autoで撮影したものは、やはりアンダー気味なので、フォトショップで補正をかけてあります。色は、やっぱり、好き!いい感じじゃ。

とんがった頭は、私です。コーンヘッズではありません。

元気になったリコー オートハーフ

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オートハーフ、リコーのサービスに入院していましたが、2週間で退院。年末、仕事納めの日の夕方、銀座まで迎えに行ってきました。

早く、試写してみたかったので、迎えに行く途中、コダックのリバーサルフィルム、あの超飽和状態、どぎついくらいにはっきりした色に撮れるダイナ・ハイカラーを購入(期限切迫品で3本パック1000円なり)。

リコーのサービスを出てすぐにカフェに入り、フィルムを詰め込んで銀座の街に繰り出しました。少し、日が傾いてきていたので、ビルの陰が建物に映り、かなりコントラストのキツイ状況。でも、退院したてのオートハーフ君は頑張ってくれました!

試写のポジから選んだ写真なので、大したものではありませんが、とりあえず、アップしちゃいます。オートで撮ると、少々アンダー気味なようで、全体に濃い目の写真になってます。今回は、フィルムスキャンした後、フォトショップのスマート補正を行なっています。少し、明るめに出ていると思います。

アンダー気味と言っても、濃い目に写るリコーのレンズに濃いフィルムのハイカラー、しかもリバーサルですから、これだけ写れば大したものだと思うのは、私だけかなあ。

ぜんまいの巻き上げも面白いし、こってり目に写る感じもなかなか良いし、古いカメラなのに小さくて軽いのが凄い!デザインもシンプルで秀逸。究極のエコロジーカメラで最高。

カメラの写真は、リコーのHPから引用させていただきました。http://www.ricoh.co.jp/camera/cameralist/AH.html

そういえば、年末NHKで紅白歌合戦の番組宣伝をやっていた時、70年代のスーパーカー・ブームの映像が流れました。男の子たちは皆、手にカメラを持っているのですが、そのカメラが、リコー・オートハーフとオリンパス・ペンでした。一家に一台、どちらかの機種があった時代なんだなあと痛感しました。

ついに登場、Olympus Pen F

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昨年11月に実家で発掘され、整備しなおしたPen Fちゃんです。やっとアップするところまでこぎつけました。しかし、昨日買ったばかりのスキャナの使い方がイマイチわかってないので、ヘンテコで画質の悪い画像になってます。(泣)

Pen Fが実家にあったという記憶は、皆無。まったく覚えてなかったんですが、手に持ってみると違和感ゼロ。おそらく、高校生の時、このカメラを使っていたんだと思います。巻き上げ2回にも違和感ないし、ピント合わせもそれなりに慣れた感じ。母のニコンよりもスムーズに使えたので、写真部ではこのカメラを使っていたのかもしれないという気がしてきました。ということは、ハーフから四つ切六つ切へ引き伸ばしてたんだなあ。すご~。

露出計が付いていないし、単体露出計も持ってないので、勘で撮りましたがISO200のネガフィルム(コニカミノルタのセンチュリア200、98円也。)だったせいか何の問題もなく、写ってしまいました。ラッキー!

ファインダーが暗めなので、ピントの山が見つかりずらいのは夕方以降に写真を撮るには難点ですが、明るいところだと気になりませんでした。(薄暗くなるとお月様が四葉のクローバーのように見える乱視の私のことですから、AFカメラ以外でピントを合わせるのは至難の業です、ハイ。)

走る電車の中から撮っても、それなりに写ったし、暗いところでもフラッシュなしでも撮れるし、便利便利。

赤地にお花の刺繍入りカメラストラップを付けたので、とってもラブリーです。うれし!

OHはおおむね成功ですが、強い逆光で光漏れを起こしているようです。プリズムあたりの遮光モルトが足りないかな。この点は、もう一度、整備に出して直してもらいましょう。

標準レンズで35センチまで寄れるのを試したくて、ぬいぐるみを撮ったりして。。。アホな私。(野球は阪神!ですが、球団キャラのパペットでは、日ハムのBBが一番かわいい!テレビ東京のアニメにも出演中のBB。トラッキー&ラッキーも負けるなぁ~。)

とりあえず、数点アップしてみます。

ロダンと花子 読了

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『ロダンと花子 ヨーロッパを翔けた日本人女優の知られざる生涯』 資延勲著 文芸社 2005年10月 

図書館で借りて、やっと読みました。年末は、何かと忙しくてちっとも読みきれず。

約100年前に海外で活躍した女優、花子さんの生涯をロダンのモデルになった唯一の日本女性という事例を柱に書かれた本です。この本には、色々と感謝せねばなりません。研究書というよりは、一般書として書かれたものですが、調べ方が非常に丁寧で、研究の下敷きとして活用できるないようだと思いました。

今まで、はっきりとしなかった花子さんの渡航の記録を調べていたり、日本に持ち帰った花子像の顛末を調べたりという前作「マルセイユのロダンと花子」を第一部に始まり、その後、判明した事実を追加してくださっていることに感謝します。こうやって情報をアップデートしていただけると、私のように、花子メインで調べ物をしているわけではないが、研究の途中にどうしても花子のことを知りたいと思うような人間には、興味深いことがたくさんあり、また必要になったらどのあたりを調べれば良いのかという指針にもなり、大変助かります。

今よりも交通事情が悪かった20世紀初頭、30代40代という時期を海外で過ごした花子さん。とにかく凄いと思ってしまう。私なんかもまだまだ若いかも。ちょっくらがんばろ。

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