2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 2005年7月 | トップページ | 2005年10月 »

アンデルセン物語

アンデルセン物語 HANS CHRISTIAN ANDERSEN  (1952)

監督 チャールズ・ヴィダー

音楽 フランク・ローサー 
振付 ローラン・プティ

出演 ダニー・ケイ、ジジ・ジャンメール、ローラン・プティ

書店等で500円で販売中。

10年ぶりぐらいに英語版を観ましたが、結構面白かった。英語版DVDは、ネガから起こしたのか画質も良く、色も鮮やかです。今年発売になった日本語版は、見ていないので確かなことは言えませんが、プリントから原版を起こしていると思うので、色彩は落ちるかもしれません。とはいえ、500円なら、文句は言えないかな。

ダニー・ケイ自体は、ちょっと疲れているのか、真面目にアンデルセンを演じているからなのか、顔の表情など今ひとつ冴えない感じがしないでもないのですが、全体として楽しい作りになっているし、独立プロ系のゴールドウィンがこれだけの大掛かりなものを作るのは、大変だったろうなと思ってしまいました。

やはり、ここで必見なのは、ジャンメールのバレエと、プティも出演している人魚姫のバレエシーンです。良く出来ている。

バレエシーンが約20分と長いという人もいるようですが、この映画が作られた頃といえば、イギリス映画の『赤い靴』が17分のバレエシーンを軸にして構成され、大当たり。

それに触発されて作った『巴里のアメリカ人』も17分のダンスシーンを幕切れに持ってきて、大絶賛され、オスカーをとりまくる。

元々、1930年代にバランシンを振付に起用していたゴールドウィンとすれば、上記作品に負けない、可愛らしくて粋で、なおかつカッチリしたバレエシーンを作らせたとしても、何の不思議も無いと思われます。新進気鋭でパリで売り出し中のプティを起用したのも納得できる気がする。(この辺りのいきさつは、追って調べてみたいと思います。)

人魚姫なので、海中を泳ぐ感じを出すために、波間から脚だけが出て踊っていたり(シンクロ状態)、海底から水面へ向かって泳いでいく際に、フライングで吊り上げられたりと、振付も凝っていて、見ごたえがあります。フライングを使用しているあたりは、18世紀後半のバレエのイメージを取り込んでいます。(当時、妖精役の踊子を吊る事で、人間離れした軽さを表現しようとした。)

この手法は、今はディズニーシーで人魚を吊って、泳いでいる印象を与えるのに使われているのではなかったかしら。(ナマで観てないんだけど、確かそうですよね?)

その上、若い頃のプティの踊る姿は、それほど観れないので、うれしいし、ジャンメールもまだまだ初々しく、晩年のレビューガールのイメージではなく、バレリーナな感じがかわいいです。

売り切れる前に、買って見るのも良いかもです。

ラ・ピエトラ 愛を踊る女

ラ・ピエトラ 愛を踊る女 Quand ju vois le soleil (2003)

監督 Jacques Cortal

振付 Marie-Claude Pietragalla

出演 Florent Pagny, Marie-Claude Pietragalla

発売元 ハピネット・ピクチャーズ

何の予備知識も無く、レンタルで借りてみました。末期ガンの女性ダンサーの死ぬまでを描いた、けっこうヘビーな作品です。

普通の映画と違って、本物のダンサーが自分の振付でコンテンポラリーダンスを踊っていて、劇中のダンスシーンが、病気に戸惑う彼女の心情とシンクロしているところが、上手だなと思います。また、アメリカ映画のように、息を引き取る最後まで踊り続けるというような美談にはなっていなくて、やはり、病状が悪化すると、踊れなくなるあたりもリアルな感じを受けます。

映像は、フランス映画っぽくインテリアが素敵だし、カットもテンポ良く美しい。気分は滅入るけど、観て損は無いと思います。

トップ・ハット

Top Hat トップ・ハット (1935)

監督 Mark Sandrich
振付 Hermes Pan
音楽 Irving Berlin
出演 Fred Astaire, Ginger Rogers

発売元 IVC

久しぶりに、見ました。

最近はアステアの晩年の作品を見ることが多かったので、こんなに若い頃(35か36歳)のダンスを見ると、なんだか不思議な感じがします。

やはり、若さがあるというか、ジンジャーとのペアダンスがけっこう荒削りなのに気づきました。

晩年のシド・チャリシーとのペアダンスなどは、よどみなく流れるような踊り方ですが、この作品では、リズムの取り方なども結構大雑把だし、歌い方も舞台のような少し大げさな感じが残っています。

アステアといえば、優雅なダンスと歌い方のイメージが強いのですが、やはり年を重ねるごとに、優雅さというか、いわば省エネな身のこなしが身につき、流れるような動きになっていったんだろうと思います。

ストーリーは、とにかく勘違いの連続で、定番のギャグな訳だけど、こういうのは結構好きです。(笑)

Soul Food ソウル・フード

Soul Food ソウル・フード (1997)

監督 George Tillman, Jr.
振付 Vanessa Truvillion
出演 Vanessa L. Williams, Vivica A. Fox, Nia Long, Michael Beach

発売元 20th FOX

これは、ミュージカルではありません。ダンス映画でもありません。
アメリカの黒人家庭の物語です。でもBabyfaceがプロデューサーということで、劇中に流れる音楽も良いし、ヴァネッサのダンナさんは、作曲家でバンドをやっているという設定。
イトコの女の子は、プロのダンサーになりたいということで、ダンスのシーンもちらっと出てきます。
内容的には、まあまあ楽しめるまとまった映画だと思います。

« 2005年7月 | トップページ | 2005年10月 »